【白無垢の文様】鶴・松・鳳凰などに込められた意味とは?和婚にふさわしい吉祥文様を解説
- プルメリア ブライダルサロン
- 5月22日
- 読了時間: 4分
更新日:6 日前

日本の伝統的な花嫁衣装「白無垢」
その純白の装いには、美しさだけでなく、古くからの意味や願いが込められています。
例えば、白無垢に描かれた「吉祥文様(きっしょうもんよう)」には、長寿や夫婦円満、繁栄など、花嫁の幸せを願う想いが表現されていることをご存知でしょうか?
今回は、白無垢によく使われる代表的な吉祥文様の意味をご紹介します。
和装婚を検討中の方、白無垢の衣装選びの参考にしたい方はぜひご覧ください。
白無垢とは?花嫁衣装に込められた意味
白無垢(しろむく)とは、日本の伝統的な婚礼衣装のひとつで、白一色の着物に身を包むスタイルです。
「白」には、相手の家の色に染まるという意味があり、純潔や無垢さを象徴しています。
また、白無垢にはさまざまな「吉祥文様」が織り込まれており、それぞれに願いや意味が込められています。
白無垢によく使われる代表的な吉祥文様の意味
鶴(つる)~夫婦円満・長寿の象徴
古くから「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、鶴は長寿の象徴です。
また、仲睦まじい夫婦でいる様子から、夫婦円満・末永い幸せの願いが込められています。
白無垢では最もポピュラーな吉祥文様の一つです。

亀甲(きっこう)~長寿と繁栄の願い
亀の甲羅の形を図案化した「亀甲文様」は、長寿・繁栄・子孫繁栄の象徴です。
正六角形が連続する模様で、現代的な印象もあり、伝統とモダンを融合したデザインとしても人気です。
松竹梅(しょうちくばい)~三つの吉祥
・松 : 冬でも緑を保つことから不老長寿
・竹 : 真っ直ぐに伸びる姿から成長・発展
・梅 : 寒さの中でも咲くため、生命力や希望の象徴
三つを組み合わせることで、よりおめでたい文様とされています。

鳳凰(ほうおう)~新たな門出・女性の美の象徴
中国の神話に登場する伝説の鳥「鳳凰」は、繁栄・平和・高貴・女性の美しさの象徴です。
新しい人生を歩む花嫁の門出を祝う、縁起の良い文様です。

御所車(ごしょぐるま)~幸せな家庭への願い
平安時代の貴族が使った車をモチーフにした文様で、花々を積んだ図案として描かれます。
花嫁を幸せな未来に導く乗り物として、家庭円満・両家の繁栄を願う意味が込められています。

束ね熨斗(たばねのし)~ご縁を結ぶ吉祥
熨斗(のし)は元々神様への供え物の飾りで、長寿や繁栄の象徴。
束ねることで、「ご縁が結ばれる」「幸せが重なる」といった意味が込められています。
その他の美しい吉祥文様
・花丸文:四季の花を丸く配置した文様。円満や豊かさの象徴。
・七宝文(しっぽう):円形の重なりで無限のご縁を表現。調和・子孫繁栄の願い。
・宝尽くし:打出の小槌、宝珠、隠れ蓑など、さまざまな宝を集めた縁起文様。富・幸運・福運を願う気持ちが込められています。
どの文様も、未来の幸せや家族の繁栄を願って描かれています。
意味を知ることで、衣装選びもさらに楽しめますね。
まとめ|文様の意味を知って、あなただけの白無垢を選ぼう
白無垢に描かれた文様は、どれも花嫁の幸せを願うもの。
「どんな意味を込めたいか」「誰に向けた思いか」を意識しながら文様を選ぶことで、衣装への想いもより深まります。

プランナーよりご案内|鳥取で和婚・白無垢のご相談なら
ブライダルサロンプルメリアでは、
鳥取での里帰り婚・少人数の家族婚・和装フォトウェディングをご提案しています。
・白無垢や色打掛のレンタル
・神社挙式や和婚プランニング
・ご家族との想い出を残すフォトプラン
LINE相談やオンライン打ち合わせもOK!
「嫁ぐ日の花嫁衣装をその衣装にこめられた意味も含めて選びたい」
そんなご希望にもお答えいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
Comments